もう一度BE動詞 備忘録

be動詞の理解:be は「写真を撮るカメラ」

be動詞は 状態や事実をそのまま切り取るカメラ だと考える。
文として表現されるのは、すでに撮影された一枚の写真

be はカメラ。
映った被写体は絶対に動かない(写真)。

be動詞が写せるもの

① 状態(形容詞)

  • It’s rainy.
  • She is happy.
  • The door is open.

👉 風景写真・空気感・コンディションを写している。

② 結果状態(過去分詞)

  • The window is broken.
  • The work is finished.

👉 変化は終わっており、結果だけが固定されている

③ 凍結された動き(-ing)

  • It’s raining.
  • The baby is sleeping.

👉 動いてはいるが、今この瞬間の一コマを切り取っている


be動詞が写せないもの

be動詞は 途中・移動・未完了の変化 を嫌う。

  • ❌ He is into the room.
  • ❌ The train is to the station.

👉 写そうとしているのが「移動途中」なので、写真にならない。


rainy と raining の違い

It’s rainy.

👉 天気・状態・一日の雰囲気を写す(風景写真)。
今降っていなくても成立する。

It’s raining.

👉 今まさに起きている現象の一瞬を切り取る(スナップ)。

同じ be カメラでも、撮っている被写体が違う


will を使わない理由

will は まだ撮れていない未来 を語る道具。
be動詞は すでに見えている世界 を写す。

  • It’s rainy.(今の判断)
  • It will be rainy tomorrow.(未来予想)

into / to と be動詞

into

into には 外→中への動き があるため、基本的に be と相性が悪い。

  • ❌ be into the room
  • ⭕ be into music(夢中=結果状態)

to(be to)

be to は 予定・決定・役割 を示す構文。<

be動詞は「写真を撮るカメラ」という理解

僕は be動詞を「写真を撮るカメラ」 として理解している。
be動詞の後ろに来る言葉は被写体で、その瞬間が写真として固定される

be動詞の文は、
「すでに撮れた写真を相手に見せている」イメージ。


重要な前提:写真に写ったものは動かない

写真に写った被写体は、時間的に完全に止まっている
つまり、be動詞が許すのは「途中」ではなく、凍結された状態だけ。

👉 be動詞は「未完了の変化」を写せない


It’s rainy と It’s raining の違い

It’s rainy.

  • rainy = 形容詞
  • 天気・空気感・一日の状態
  • 今降っていなくても成立する

📸 風景写真
今日という一日を評価している。

It’s raining.

  • raining = 動詞(進行形)
  • 今この瞬間に起きている現象

📸 動いている出来事の一コマ
雨が落ちている瞬間を切り取っている。

👉 同じカメラでも、撮っているものがちがう


rainy には「予想」が含まれるが、will は不要

rainy には、空・雲・湿度などからの現在判断が含まれている。
これは未来予測ではなく、今すでに見えている状態

  • It’s rainy. → もう撮れている写真
  • It will be rainy. → まだ撮れていない未来の予想

👉 今見えている世界には will は要らない


into は動きを持つため be と相性が悪い

into には 外 → 中 への移動・変化 が含まれている。

  • go into the room
  • get into trouble

これらは 移動途中・変化途中 のため、be動詞とは基本的に合わない。

❌ He is into the room.


例外:be into(夢中・没頭)

be into は、移動ではなく 結果として入り込んでいる状態 を写している。

  • I am into photography.
  • She is into music.

👉 動きは完了しており、状態として凍結されている


be to の正体(例外ではなく別枠)

be to は「予定・決定・運命」を表す構文。
これは写真ではなく、予定表・掲示板を写している be

  • We are to meet at 5.
  • You are to follow the rules.

be to the point はなぜ成立するのか

to the point の to には「向かう」イメージがある。
しかしここでは、動きではなく評価として固定されている。

👉 的に到達しているかどうか、という結果判定

📸 be動詞が写しているのは「移動」ではなく「評価」。


最終まとめ:be動詞カメラ理論

  • be動詞 = カメラ
  • 被写体は時間的に止まる(写真)
  • 状態・結果・凍結された瞬間のみ写せる
  • 未完了の移動・変化は写せない

be は「途中」を写さない。
途中を言いたいときは、go / get / become が必要。